【一宮市立丹陽南小】 パスワードについて考えよう
- 公開日
- 2012/06/04
- 更新日
- 2012/06/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
小学校中学年になると、パソコンを使える児童は増えてきます。中には、携帯電話を使用する児童もみられるようになってきます。しかし、大切な情報を守る方法を知らない児童がほとんどです。
そこで、3年生を対象に、資料「あれ?たいへんだぁ」(愛知県義務教育問題研究協議会)を使い、パスワードについて考える機会を設けました。
まず、情報を守るために、パスワードが必要なことを考えました。パスワードをかけなければ、誰でも情報を見ることができ、時には悪用されてしまうことを確認しました。次に、パスワードを人に話してしまったり、簡単に見破られてしまうパスワードを使ったりすると、情報を守りきることができないことを話し合いました。
このことから、他人に見破られにくいパスワードを考えました。もちろん、忘れてしまうパスワードでは、後でとても困ります。誕生日や住所、電話番号などは見破られやすいパスワードであることから、いろいろな組み合わせでパスワードを考えたり、自分自身の情報に結びつかないようなパスワードを考えたりしました。
最後に、今後、他人にパスワードを知られないために気をつけること、他人のパスワードを知ったときの対応を話し合いました。他人にパスワードを知られない方法として、「人に話さないこと」や「パスワードを書いたメモを、人の目につきやすいところに置かないこと」、そして、他人のパスワードを知ったときは「パスワードを変えるようにアドバイスをすること」を確認し合いました。
<授業後の児童の感想より>
・パスワードを知られたら、自分の情報を知られたり、勝手に使われたりして危ないなと思いました。
・パスワードを人に教えると危ないから教えないようにしたいと思います。
・パスワードを簡単にすると、人に知られたり、覚えられたりするので、難しいほうがいいのだなと思いました。