【春日井市立鳥居松小】なかよし班(縦割りグループ)で思いやりの心を育てる
- 公開日
- 2012/06/04
- 更新日
- 2012/06/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では1年生から6年生までを28の縦割りグループに分け活動している。5月には2週間の「なかよしウイーク」があり、なかよし班で遊ぶことでメンバーを知り仲良くなるための活動を行った。グループの担当教師も一緒に遊ぶようにした。
そのまとめとして「なかよし集会」を行った。グループごとに教室を回り、それぞれの教室で教師が出す問題を解き、ゲームにチャレンジする。問題には「学校にある砂場の数は?」「学校の横にある公園の名前は?」などがあり、ゲームは「先生とじゃんけん・勝った人数」「バランスゲーム 片足で立って1分間」などがある。
6年生の班長を中心にして各教室を回るのだが、学校中に楽しそうな声が広がる。下級生にも、いろいろな子がいて、縦割り活動を難しいと感じる6年生もいるのだが、それを乗り越えるのも「なかよし班」の目標である。
6年生に感想を聞くと「楽しかった」「1年生がかわいかった」「みんなとなかよくなれた」「難しかったけど頑張れたと思う」という声が多かった。班長ではない6年生が「班長が頑張っていた」と仲間をたたえる姿も見られた。このような活動を通して、子どもたちの中に「思いやりの心」が育っていくのだと思う。
10月には、最大のイベントである「いちょうまつり」が行われる。コーナーの内容を考え、会場を運営するのだが、自分たちで考え、主体的に運営するような活動をめざしたい。今回の「なかよし集会」の体験を生かし、さらに成長した子どもたち姿を見られると思う。