【豊田市立野見小】身体が不自由な人の身になって
- 公開日
- 2012/07/05
- 更新日
- 2012/07/05
ちょっといい話
野見小学校では、毎年4年生が市の社会福祉協議会のお世話で、「車椅子体験」「高齢者体験」をさせていただいています。ゲストティチャーの話は新鮮で子どもたちは興味深く聞くことができます。特に、車椅子体験の講師さんはご自身が身体障がい者で、介助される立場を子どもたちに分かりやすく教えてくださいます。不自由な身体にもかかわらず、明るく接してくれるので、子どもたちも偏見をもつことなく、介助の方法や障がい者の皆さんの気持ちを考えることができます。
初めて車椅子に乗った子どもたちは、「押してくれる友達を信頼しないことには怖くてしかたがない」という感想をもちました。また、高齢者体験では、段差があると思うと、とても怖いこと、付き添ってくれる人がいると安心できることがわかりました。
「健常者も障がい者も差別なく、お互いが信頼をし合って、みんなが幸せになれる社会を作っていくことが必要なんだ」ということに気づくことができた有意義な活動となりました。