モラルBOX日記

【知立市立知立中】第1回学校保健委員会「思春期の生き方と性」

公開日
2012/07/31
更新日
2012/07/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 3年生全員が参加した第1回学校保健委員会では、「思春期の生き方と性」をテーマに、岐阜大学教授 近藤真庸先生の講演を聞きました。新聞記事にもなった10代の望まない妊娠・出産など、実例を基に、『恋のルール』(恋愛関係におけるルール)などについて話してくださいました。
 「近藤先生の話を聞いて、(望まない出産をした)女の子の気持ちを察したとき、苦しくなり、泣きそうになりました。彼女はとてもかわいそうでした。しかも、この辛い気持ちが相手の男の子に分からないのが悔しかったです。自分のことについて、誰かに話されることは、もっと嫌です。『恋のルール』は、恋人だけでなく、友達との関係でも同じで、人間性もでてくると思いました。今日の話を聞いて、自分を見直し、これからも人を傷つけないようにしていきたいです。」「今まで何度か恋をしてきましたが、『恋のルール』を守ってきた自信はありません。恋をしているうちは楽しくても、恋が終わったからといって相手を傷つけるようなことを言ってはいけないなと思いました。これからまた、たくさんの人と出会い、恋をすると思います。そのときは、『恋のルール』を思いだし、楽しくつきあいたいです。『恋のルール』を守ることは、人としてのルールを守ることでもあると思います。そういう人になれるといいです。」「これからの人生で、心から信頼し相談できるような人を作りたいと思いました。また、自分が周りから信頼されるようにしていきたいと思いました。」「赤ちゃんを産むには、いろいろな大きな決断が必要だったと思います。だから、その大きな決断をして、今まで大切に育ててくれた親に感謝したいです」
 人に嫌な思いをさせない、考えて行動するなど、人間関係を築く上でも大切なことを改めて学ぶ機会となりました。

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