【知立市立来迎寺小】「楽しみながら」
- 公開日
- 2012/08/30
- 更新日
- 2012/08/30
ちょっといい話
地域の方からお聞きした話です。
先日、学区内の公民館で不燃ごみ・資源ごみの回収が行われました。そこに、本校の3年生のA児が、回収係である母親とともにお手伝いに来てくれたそうです。
A児は、主に不燃ごみの回収に取り組みました。決してやらされているという態度ではなく、ごみをもってきてくれた人のところへ自ら走って取りにいき、とても熱心に活動していたそうです。その場にいた地域の方々は、A児の生き生きとした仕事ぶりに感心し、とても嬉しく、清々しい気持ちになったと口々におっしゃられたそうです。
後日、A児にこの話を伝えたところ、楽しみながらやっていたと言っていました。
世の中には、直接的には自分のためにならなくても、誰かのためになることがたくさんあります。楽しいことではないかもしれない。お金がもらえるわけでもない。しかし、誰かがやらければいけない。
今回、A児の働きぶりは多くの人を助け、笑顔を引き出し、温かい気持ちにさせました。A児のように、自分にとっての損得は関係なく、目の前のことを楽しみながら、前向きに取り組むことができる子どもを育てていかなければいけないと改めて感じさせてくれた出来事でした。