モラルBOX日記

【稲沢市立稲沢北小】みんなで成長!

公開日
2012/11/02
更新日
2012/11/02

ちょっといい話

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 何かと、マイナス面で話題になることが多かった59名の6年生
 4月に、今までをふり返り、「最高学年として皆で成長していこう、6年生の1年間を山登りに例え、頂上目指してがんばっていこう」と確認し合いました。特に変わっていきたいと決めためあて、「きまり」「あいさつ」「けじめ」「思いやり・助け合い」の他に、「自分が決めためあて」についても、振り返りカードを活用して確認をしていくことにしました。学年掲示板には、振り返りカードのシール数によって、山の上の方に自分のカードを貼れるようにしました。
 1学期、子ども達が特に大きく変わったことは、あいさつと名札に対する意識です。
 名札を付けないことが当たり前になっていた子どもたちが、付けることが当たり前に変わっていくことができました。あいさつについては、保護者から「最近6年生の子が近所で出会ったときに『こんにちは』とあいさつしてくれるようになった。とても気持ちがよいです。」「学校に行って廊下を歩いているとあいさつをしてくれる。変わってきていますね。」という声が聞かれるようになりました。しかし、依然として一部の子がヘルメットをかぶらずに自転車に乗っていたり、校区外に子どもだけで出かけたりしているという話が聞こえてくることもあり、指導の難しさも感じていました。
 しかし、先日、本校の職員からうれしい話を聞くことができました。「週末に、6年生の4人が一人の保護者を先頭に、1列に並んで自転車を走らせていました。どこに行くかと聞いてみたら、校区外に行くから親について行ってもらうと言ってました。子ども達は、ちゃんとヘルメットもかぶっていましたよ。」
 話題に上がった子は、以前子どもだけで校区外によく出かけていた子達でした。子ども達の意識もよい方向に変わり、親も協力してくれていることがうれしく感じました。
 「私たち担任が真剣に取り組むことで、子ども達は変わっていけるんだな。」と実感することができました。子どもの指導に難しさを感じ、心が折れそうになることもありますが頑張っていきたいと感じることができました。