【豊根村立豊根中】命の尊さや家族の絆の大切さを学ぶ講演会
- 公開日
- 2012/10/22
- 更新日
- 2012/10/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
講師の前田弘子助産師に、映画「うまれる」の登場人物について説明していただいた。
「両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦」「出産予定日に我が子を失った夫婦」「子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦」「完治しない障害を持つ子を育てる夫婦」の4家族である。
映画は、この4家族が、妊娠・出産・育児、不妊、障害、体内記憶などの実情を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がり、そして、「生きる」ことを考えるドキュメンタリーである。
映画上映中は感動し涙を流す生徒もいた。講演では、妊娠3か月から8か月までの赤ちゃん人形を手のひらにのせたり、だっこしたりして、赤ちゃんの生まれるまでの成長を体感することができた。
参加者からは次のような感想が聞かれた。
・命を授かり生まれてくることはとてもすばらしく、素敵なことだと思います。私もたくさんの愛をもらって生きているので、将来、助産師という目標が達成できたら、たくさんの人の愛をたくさんの人に伝えていきたいです。
・僕は初めて赤ちゃんが生まれてくるところを見て、お母さんがとても痛そうでびっくりしましました。自分も同じような感じで生まれてきたと思うので、母親への感謝の気持ちを忘れず、これからも生活していきたいです。
・今を一生懸命生きることの大切さを学びました。私も投げ出したくなる事があるけど、それを乗り越えていこうと思ったし、自分が健康に生きていられることに感謝しています。すごく苦しい思いをして生んでくれた母に感謝の気持ちでいっぱいになりました。