モラルBOX日記

【豊橋市立北部中】ディズニーランドのカストーディアルに学ぶ

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/05

ちょっといい話

 修学旅行の前、生徒たちはディズニーランドへ行くことをとても楽しみにしていた。「この乗り物には絶対乗りたい」「ここで晩ご飯を食べよう」など、ディズニーランドでの過ごし方を楽しそうに話している生徒たちに、少し違う目線からディズニーランドの話をしたいと思い、道徳の授業を行った。
 「カストーディアルって、何をする人か知ってる?」という質問をから入ったが、「ディズニーランドに関係することだよ」というヒントを出すと、目を輝かせて一生懸命考えはじめた。その後、カストーディアルとは掃除係の名前だという答えを知ってからも、生徒たちは真剣に話を聞いたり、考えたりしていた。
 もうすぐ修学旅行で訪れる場所に関すること、生徒たちが興味をもっているものに関することなどの理由から、いつも以上に真剣に楽しく道徳の授業へ取り組むことができた。

<授業の感想>
・僕たちは、15分間しか掃除をやっていないのにだるくなってしまうけど、こんな影で努力をしている人がたくさんいるからディズニーランドは人気なんだと思った。
・私もディズニーランドへ行ったとき、何回かカストーディアルさんを見かけたことがあって笑顔で掃除をしていたのがとても印象的でした。カストーディアルさんたちのおかげでみんなが楽しい時間を過ごせるんだなあと思いました。私もトイレ掃除をしていて、臭いし、嫌だなと思うことがあるけど、みんなが気持ちよく使えるようにきれいにしたいと思いました。
・毎日、学校で掃除をしていて、よく嫌だと思うことがありますが、今回の授業を通して、掃除はどこでも大切なことなんだということがわかりました。私も掃除をがんばろうと思いました。
・ディズニーランドは楽しいことばかりで掃除をしている人のことは見向きもしなかったけど、修学旅行で行ったとき掃除をしている人も見てみようと思いました。あこがれのディズニーランドといっても、ミッキーたちと一緒にステージに出るなど華やかなことだけじゃなくて、一晩中掃除をしている人もいるんだなあと思いました。そういう人たちが支えているからこそ、たくさんの人があこがれる場所になっているんだと思いました。