モラルBOX日記

【豊田市立高岡中】学校 ケータイ安全教室

公開日
2012/11/07
更新日
2012/11/07

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 9月20日(木)の授業参観の後に中学3年生と保護者の希望者を対象にNTTドコモのインストラクター(2名)を招いて,「ケータイ安全教室」を実施した。
 チェーンメールやゲームサイトからの架空請求といった身近なものから,大人も気を付けなくていけないようなブログや日記公開による個人特定の問題に至るまで,どれも,フィクションドラマの動画を交えて分かりやすく説明して頂いた。
 これらの事例で共通して言えることは,以下の点である。
・失ったもの(友達・時間・お金・自分自身など)は取り戻せないこと
・チェーンメールは、送信することによって被害者から加害者になってしまうこと
・「無料」や「人の弱みにつけ込む言葉」「優しい言葉」ほど怖いこと
・顔が見えない世界だからこそ起きる「なりすまし」に気をつけること
・犯罪の手口は日々進化しており,新しい手口を知っておかなくてはいけないこと 
 事前に実施したアンケートから、携帯電話の所持率が学年が進むにつれ、高くなり3年生では、70%になること。また、家族でルールがない人は39%、フィルタリングにかかっている人は、41%しかいない実態が明らかになっている。
 また、教室の感想を生徒と保護者に行ったところ、フィルタリングや家族のルールを作る必要性を実感した感想が多数あり、この教室の内容を「学校だより」や「学年だより」「ホームページ」でも紹介し,最も大切である家庭での協力を依頼した。