【豊田市立美山小】 モラルジレンマ資料を活用して
- 公開日
- 2012/12/13
- 更新日
- 2012/12/13
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
<モラルジレンマ資料>
5年「仲間を信じて」
—支え合う仲間—
2−(2)思いやり・親切
4−(1)規則尊重
6年「ぜったい ひみつ」
2−(3)信頼友情
4−(1)規則尊重
道徳の授業の充実を図るためには、家庭・地域の人たちとの相互理解や協力体制を築いていくことも大切であると考え、学校公開日に各学級、年間1回以上の道徳の授業公開を設定している。
本年度は、9月の学校公開日において特設道徳授業を行った。高学年においては、現職教育のテーマ「自分の考えをもち、他の考えをよく聞き、自分の考えを深める授業づくり」に迫る手だてとして、モラルジレンマ資料を活用した道徳授業に取り組んでいる。モラルジレンマを手掛かりにして集団討議を行うことで、自分の意見と異なる他者の様々な考えが存在することを知ったり、自分の気が付かなかった見方との出会いがあったりと新たな認知的葛藤を子どもの中に生じさせることができた。
また、教師自身も授業の中で広く子供たちの思考に耳を傾けることで、子どもについてそれまで気の付かなかった多くの新鮮な発見をすることもあり、モラルジレンマを介することで、子どもも教師も生き生きと授業に取り組めた。また、特設道徳授業を行ったことは、学校の教育活動を家庭・地域に発信するよい機会となった。