【大治町立大治南小】メールを通して伝わること
- 公開日
- 2012/12/20
- 更新日
- 2012/12/20
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
メールについて学習しました
本学級3年生の児童の中には,携帯電話を所有している子どももいますが,まだ少数です。コンピュータの学習でも,まだ,文章の入力はそんなに習熟はしていません。メールでやりとりするには,もう少し時間がかかると思われます。しかし,メモ帳に短い文章を書くいわゆる「お手紙」のやりとりは好きで,書かれた内容で思わぬトラブルが発生することがあります。そこで,こうしたコミュニケーションの取り方で,気をつけることを学習することにしました。
メールでしてはいけないことを考えさせると,真っ先に子どもたちがあげたことは,「悪口を書かない。」でした。「お手紙」の中で悪口を書いたことが,第3者の目に触れ,もめ事になってしまった経験のある児童が多数おり,厭な思いをしていたことが分かりました。メールをつかったことがある児童からは,「チェーンメールを出さない。」というものもあげられました。チェーンメールについては,知らない児童も多かったので,どのようなものかを説明しました。
次に、「明日遊びに行きます。9時に集まるよ。」というメールへの「待ってるよ。」「いいよ。」「どこに集まるの。」の3種類の返事について考えました。はじめのメールがいろいろな受け取り方ができることや,「いいよ。」の返事がイエス・ノーのどちらとでも受け取れることなどを意見交換しながら考えていきました。
その後、実際にカードを利用したやりとりを通して、話し言葉では,表情や話し方で意志を伝えられるのに対して,書き言葉(文字)の場合ではそのニュアンスがないので,相手によく分かる表現が大切であることに気づくことができました。