モラルBOX日記

【田原市立衣笠小】約束事を決めてインターネットを使おう

公開日
2012/12/28
更新日
2012/12/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 本校の5年生では、「事例で学ぶNetモラル」の「私もネット依存症になっちゃうかも」を活用して、インターネットの節度ある使い方について学習しました。
 普段の会話や生活日記などから、子どもたちがゲームの情報交換をしたり、動画を見たりするときなどにインターネットをよく使っていることを聞きます。便利さや楽しさを感じているようですが、マナーや危険性を知らずに使ったり、時間を決めずに使ったりしているように感じます。そこで、この学習をしました。
 まず、インターネットを利用する上でのルールやマナーに目を向けさせるために、家での約束事について話し合いました。「家の人がいるときにやる」「リビングでやる」「時間を決めている」など、それぞれ約束事を決めてやっているようでした。しかし、時間については、個人によって差がありました。子どもたちの方から、「えー、そんなにやるの!」という声も出てきました。
 そこで、ネット依存症という話をし、「事例で学ぶNetモラル」にあるゲームをやり続けて困ったという話を提示しました。そして、登場人物のよくなかったことを話し合いました。「はじめに決めた30分で終わればよかった」「宿題を後回しにするのがよくなかった」「自分の部屋にこもってやっていた」など、使う時や時間が原因であることに気づいていきました。
 授業の感想には、「今まで時間を気にせずやってしまったことがありました。これからは、時間を決めたいです。」「使ってばかりいると生活リズムが崩れるので、必要になったときだけ使うようにしたいです。」「主人公のように部屋ではやらないようにこれからもしたいです。」とあるように、ネット依存にならないように気をつけようという気持ちを高めることができました。
 この学習をとおして、インターネットを使うときのルールやマナーの大切さを学ぶことができました。