【江南市立北部中】 『おじん』人権講演会 〜夢中になると奇跡が起こる〜
- 公開日
- 2012/12/28
- 更新日
- 2012/12/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月3日(月)、童話作家の鬼頭隆さん、娘さんでシンガーソングライターの瑞希さん、名古屋法務局一宮支局の方、江南市の人権擁護委員さんをお招きして、人権啓発活動の講演(朗読劇)をしていただきました。
「夢中になると奇跡が起きる」という演題での講演では、瑞希さんのピアノ演奏をバックに鬼頭さんの童話を二つ聴かせていただきました。その一つ、鳴き声が変だといじめられていた鶯が、その声で仲間の鶯を守る話は生徒たちの心に響きました。
この話を聴いて、ある生徒は、次のような感想を持ちました。『「障がい者」に対し、「怖い」「変だな」などと思うことは差別だと思う。「可哀想」も一種の差別だと思う。だから、僕はこれから「障がい者」を見かけても、「この人には個性があるんだ」と思い、優しく接していきたいなと思う。』
講演の最後に鬼頭さんが、自らが童話作家になったきっかけと瑞希さんがシンガーソングライターになった理由を「好きなことを夢中になって続けていた」と語ったことから、多くの生徒が「一つのことに集中して、それに向かって夢中になれることはすごいことだ。」「何事も中途半端なところで終わってしまうので、夢中になれるものに出合いたい。」といった感想を持ちました。
どんな人に対しても、優しく接する心を持つとともに、自分自身を大切にしながら夢中になれる“何か”を探してほしいと思います。