【田原市立高松小】休み時間の出来事
- 公開日
- 2013/01/09
- 更新日
- 2013/01/09
ちょっといい話
「先生、すごいうれしいことがありました。」休み時間が終わり、教室に入ってくるとすぐA君が駆け寄ってきました。
A君は、体育委員長です。毎朝、体育器具庫の整理整頓に心を配ってくれています。曜日によって決められた整頓当番がいるのですが、委員長として気になるのでしょう、当番の日以外も、当番の子と一緒に整頓をしてくれたりしています。
休み時間に友達と一緒に遊んでいたA君。終了のチャイムで、ドッジボールを片付けに体育器具庫へ行くと、一輪車が所定の位置に片付けられておらず、ぐちゃぐちゃに床に置かれていたそうです。「朝は、きれいに整頓してあったのに。使ったら、もとの位置に戻しておけよ。くそー。」そんな思いを抱きながらも、片付けを始めたそうです。そうしたら、ボールを片付けに行ったきり帰って来ないA君を不思議に思い、同じクラスのB君、C君、D君が、体育器具庫に来ました。A君が、一輪車を片付けているのを見て、一緒に片付けてくれたそうです。
A君は、「おこれて、文句を言いたくなったけど、みんなが手伝ってくれたので、すごいうれしくなったよ。いやなことがいいことに変わっちゃったよ。」と言っていました。
B君たちに「みんな、いいとこあるね。ありがとう。」と声を掛けると、「いいよ。授業の時間ちょっとつぶれたし。」などと照れながら言っていました。