【豊橋市立羽田中】 匿名の書き込みは簡単に信じない
- 公開日
- 2013/01/10
- 更新日
- 2013/01/10
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、スマートフォンの急速な普及によって増えているのがネットワーク犯罪である。本校では、長期の休みを前に1、2年生が情報モラルの授業に取り組んだ。ネットワーク犯罪の中でも掲示板等を利用した友だちへの誹謗中傷について取り上げ、そうした書き込みを見たときにどうしたらいいのかを考える授業である。実際にこれまでにも同類のトラブルは起きている。
話し合いの中で生徒からは「掲示板のトラブルは掲示板で解決するのは難しい。生活上で解決する」「自分だったら(悪口をやめるように)書き込むと思う。友だちがいじめられているから助けるのは当たり前。でもこのサイトの根本的な問題を親や先生に相談する」という意見が出た。掲示板の読み手は「匿名の掲示板ではいたずらにニセの情報を流す人がいるので簡単に信じない」「誰が書いたのかわからない情報は信用する必要がない」、また書き手は「掲示板によっては必ず情報源を書くと決められているものがある。自分も書くようにしている」「本人に直接言えないようなことは書かない」「全校の前でメガホン持って言えるかが一つの基準になると雑誌で読んだことがある。公の場で自信を持って言えるのなら書き込んでよい」「パソコンの画面の向こうには人がいることを忘れない」などの意見が出された。
実際の生活の場面でも今回の授業で学んだことを役立てることを願っている。