モラルBOX日記

【刈谷市立朝日中】 「人を大切にする話し方」について考えました

公開日
2013/01/10
更新日
2013/01/10

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 12月10日(月)第5校時、本校「心の相談員」の古橋直幸先生を講師にお迎えして、「人を大切にする話し方」という演題で講演を聞きました。
 まず始めに、「リフレーミング」という手法を使うと、ものの見方や考え方を変えられることを学びました。近くの生徒同士で言い方を変えて会話する活動を体験することによって、同じ状況や同じ内容のことでも、言い方をちょっと変えるだけでマイナスのイメージからプラスのイメージに変わることを実感することができました。
 また、「アサーション」というコミュニケーションスキルを使うことによって、相手の立場や気持ちを尊重しながら、自分の気持ちや考えを相手に伝える言い方も勉強しました。相手を攻撃する言葉を使うわない、かつ、自分の思いを飲み込んでストレスを溜めることのないようにしようというお話に、生徒たちは納得した表情でした。実際にどんな言い方にすればよいかを考えながら近くの生徒同士で会話をしてみましたが、会場は非常に和やかな雰囲気になりました。
 講演会終了後には、「今まで、言いたいことがあっても、相手が気分を悪くするのではないかと思ってだまっていたけれど、この方法を意識すれば、自分の気持ちも伝えられることが分かった」「自分の言いたいことだけを一方的に言うのではなく、相手のことも考えた言い方を心がけていきたいと思う」などの感想が多く聞かれました。