モラルBOX日記

【豊田市立若園小】昔から伝わる遊びを教えてもらおう

公開日
2013/03/18
更新日
2013/03/18

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 2年生の生活科で、以下の二つのことをねらいとして、昔遊びを地域の高齢者の方たちから教えていただく学習をした。
・昔から伝わる遊びに関心を持ち、楽しく遊ぶ中で、遊びを身につけ、受け継いでいける ようにする。
・地域の高齢者の方たちとの交流を通して、高齢者の方たちを敬う気持ちを育む。
 当日は、地域の老人クラブの方にお願いして30名ほどの高齢者の方にご協力いただいた。けん玉、こま、あやとり、お手玉,すごろく、色紙、めんこなどの昔遊びに分かれて、それぞれの方が得意な遊びについて教えていただいた。
 子どもたちは、前半、後半に分かれて、二種類の遊びについていろいろご指導いただいたり,一緒に楽しく遊んだりする活動をした。初めて体験するめんこやおはじきなどは、遊び方を一から教えていただき、子どもたちは知らない昔遊びに関心を持つことができた。その他の遊びにおいても,手を添えながらやさしく教えていただいたり、お手本を見せていただいたりと,昔遊びを楽しく身につけることができた。当日は,二種類の遊びの体験であったが、子どもたち一人一人が学んだことは、後日クラスにおいて、お互いに伝え合うという活動へとつなげていった。 
 今回の学習は,日本に昔から伝わる遊びの習得をねらいとする一方で,身近な高齢者の方々のやさしさにふれることのできる活動であった。また、自分が今まで知らなかったことを教えてもらうことで,高齢者の方々を敬う気持ちを育むよい機会ともなった。
 〈子どもの感想から〉
・わたしは、おばあさん二人にお手玉を教えてもらいました。わたしは、2つでうまくできました。おばあさんは3つでやって見せてくれました。すっごくはやくってすごいなあと思いました。
・あやとりを教えてもらって楽しかったです。ふじさんはむずかしかったけど、ちょっとだけできました。うれしかったです。また、教えてほしいです。
・「こまを回す時、前に手をやってちょっと自分の方に手をもどすんだよ。」と教えてくれました。おじいちゃん、おばあちゃんはやさしかったです。