モラルBOX日記

【犬山市立犬山中】豊かな心を育てる生徒の育成

公開日
2013/04/30
更新日
2013/04/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 犬山中学校では豊かな心を育てる取組として、様々な分野で活躍されている方を講師としてお招きし、講演会を行っています。そして、講演会を行う際には、講師の先生についての事前学習やテーマに関連した道徳の授業を行っています。
 本校では、これまでに夢講演会と題して『半ケツとゴミ拾い』の著者である荒川祐二さん、ニャティティ奏者のアニャンゴこと向山恵理子さん、株式会社植松電機の植松努さんなど多くの方を講師としてお招きしてきました。
 今年度、講師として最初にお招きしたのは「明日を信じて」「You Can Fly!」を作詞・作曲した小林真人さんです。中学校まではラグビーに熱中し、映画音楽が好きだったことから17歳で音楽家を目指した小林さん。周囲からはあきらめるように言われても、自分はできると信じてあきらめずに努力し続けた結果、夢を実現することができました。音楽家への道を進む中で生きる価値を見出し、ありのままの自分を認め、人やものとのつながりを深めていくというお話でした。
 夢や目標を見失ってしまったり、あきらめてしまったりする人がいる世の中で、夢を実現するためのヒントが沢山詰まった講演会を通して、生徒たちは多くのことを学んだようです。
【生徒感想】
・今日の講演会を聞いて、小林さんは夢を大切にしているなと思いました。なぜなら、遅いと分かっていてもあきらめずに音大に入り、しっかりと今、夢を実現しているからです。そして、その夢を実現できたのは支えてくれた人がいたからです。夢を実現するためには「あきらめないこと」「協力・支えてくれる人がいること」が大事だと改めて思いました。私も習い事で上手に出来ないことがあったけれど、あきらめずに何回も練習したらできるようになりました。これからもあきらめず、支えてくれる人に感謝し、夢が実現できるようにがんばりたいです。(1年女子)
・僕は小林真人さんが作曲した曲をいくつか聞いて、少し心が落ち着きました。小林さんは、ピアニストになるためにいろいろな苦労があったと思うけど、最後まであきらめずにピアニストになるという夢に向かってがんばってピアニストになることができたので、僕はすごいなと思いました。僕の夢はまだ決まってないけれど、もし僕の夢が決まったら、小林さんみたいに夢をあきらめずに夢に向かってがんばりたいと思いました。今日のコンサートは楽しくて、わかりやすくて、また音楽が好きになることができました。「音楽の変身」のコーナーでは音楽が変身するとはどういうことかと思っていたけれど、リズムを少し変えるだけでも、聞いた印象が大きく変わるということがわかりました。小林真人さんは小学校の校歌を作成したり、また、2011年から作詞作曲した合唱曲、「明日を信じて」「You Can Fly」が小中学校の音楽の教科書に採用されてとてもすごい人なんだと思いました。僕も小林さんみたいにがんばっていきたいなと思いました。(2年男子)
・今日の講演会の中で「音楽の道へ進もうと思ったのが遅かった」ということに驚きました。私も音楽は、小さいころからやっている人だけの道だと思っていましたが、思い立ったときでも遅くない、今なら全然遅くないと勇気をもらいました。私にはまだまだ時間があると思います。今の自分では無理だと思うのではなく、強い意志をもち努力すれば自分にもできるんだと知りました。私も自分を信じ、努力し、わずかな可能性でも実現できるように夢を見つけてがんばっていきたいです。(3年女子)