モラルBOX日記

【碧南市立南中】自己肯定感を高め、心を育てる

公開日
2013/07/31
更新日
2013/07/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 保健委員会では、自分や友だちを大切に思い、認め合うことができる生徒をめざして、様々な運動を行っています。
 『学校保健委員会』では「心の不思議−I’m OK. You are OK.−」を演題に両木スクールカウンセラーを講師として実施しました。ストレスへの対処方法や見方を変えることについて学び、「見えないゴリラ」の映像から “見方の大切さや、思い込みの危険性”を、生徒に理解させることができました。
 『友だちのいいとこ探し』では、1人がクラスの仲間8人について、それぞれのいいところを見つけてカードに書き、カードを渡しあいました。カードをもらって、嬉しそうに何度も読み返したり、大切にポケットにしまったりするなど、生徒は自己肯定感を高められたようでした。友だちのいいとこ探し活動は、改めて自分の良さを知らされ、驚きと喜びと自分への自信と、そして、友だちへの温かい心を感じとることができました。
 また『ありがとうの花を咲かせよう』運動では、身近な人の温かな行為や気持ちに気づき、感謝する心を育てることをねらいに取り組んでいます。たくさんのありがとうのことばをクラスごとに貼り、昇降口に掲示しました。
 生徒たちの感想には、「普段あまり言葉に出せない『ありがとう』もたくさん書くことができ気持ち良かった。そして、心が温かくなりました」などがありました。ありがとうのメッセージを書く生徒もメッセージを読む生徒も優しい表情で、改めて感謝の気持ちをことばに表すことは、生徒の心を育てるものであったと感じられました。こうした運動の事前事後でのアンンケート結果を比較すると、「自分にもいいところがある」が75%から83%、「自分のことが好き、どちらかというと好き」が46%から56%と増加し、自己肯定感が高められたことが確認できました。今後も、自他の良さを確認し大切に思う心が育つよう取組を継続していきたいです。