【新城市立千郷小】「わいにこ班活動」で望ましい人間関係づくりを
- 公開日
- 2013/05/31
- 更新日
- 2013/05/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、全校が約700人の市内では一番大きな小学校です。多くの児童がいるため、校内では、上学年が下学年の面倒をみたり、班が協力して活動を行ったりできる環境にあります。そこで、1年生から6年生で「わいにこ班」(縦割り班)を作り、さまざまな活動を通して、思いやりの心を育て、望ましい人間関係づくりを行っています。
わいにこ班活動とは、全校を75班に分けて、1年生をむかえる会、ふるさとめぐり遠足、夏の集会、春を呼ぶ集会、わいにこ班あそびなど定期的に子どもたちが中心となって行う活動です。
ここでは、5月に行われた「ふるさとめぐり遠足」について紹介します。
わいにこ班で校区の史跡をめぐったり、自然とふれあったりしながら歩く遠足です。新しいわいにこ班になって初めての大きな活動。6年生の班長さんを中心に地図を見ながら、チェックポイントでクイズやゲームにチャレンジしてゴールを目指します。途中、低学年の子が疲れた様子を見せると、6年生はやさしく声をかけ、少し休憩をとったり、手をひいてあげたりしています。また、お弁当の時間には、班で楽しそうに会話をしながら食べる姿も見られました。遠足に行く前は、よそよそしかった班も、遠足から帰ってくるころには、仲よく話をしたり、遊んだりと班がまとまってきたように感じられました。わいにこ班活動を通して、子どもたちは、より一層思いやりの気持ちをもち、望ましい人間関係をつくってくれると期待しています。