モラルBOX日記

【刈谷市立小垣江東小】「I love project」(命の教育)

公開日
2013/06/17
更新日
2013/06/17

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

◇マイツリー活動(日本一の緑を活かして)
全校の子どもが、一人1本、自分の木を決めて季節ごとに観察します。6年間の木の生長と自分の成長を結びつけてとらえ、自然への愛着をより深めます。
◇ふれあい活動(縦割り活動)
本校の特色ある活動です。小さな学校の良さを生かして、学年の枠を越えた縦割りグループの活動を重視しています。
4月に赤、白、青、黄のチームを編成します。各チームをさらに3つのグループに分けます。このチームやグループで様々な活動に取り組みます。日常的には、ふれあい清掃が中心ですが、遠足もこのチームやグループで行動します。また、運動会ではチームで協力する種目があり、競技種目はチーム対抗になっています。その他、縄跳び大会やふれあい給食なども行われます。高学年はリーダーとしての自覚が育ち、下の学年の子どもたちにも協力する態度や上級生を尊敬する気持ちが育っています。
◇各学年の取り組み
1.自然を生かした学習(1・2年)
 小垣江三山や小垣江新山など、他の学校にはないすばらしい自然を生かした学習を行っています。
  2.ホタルに関する学習(3年)
小垣江地区緑水保全会と連携して「命の大切さ」「環境を守ることの大切さ」について学んでいます。1年かけて飼育したホタルが、5月から6月にかけて、校内にあるホタルドームで光を放ちながら飛び交います。今年度は、環境教育と関わらせ、緑水保全会の方の協力を得て用水路の生き物調査を行ったり、小垣江小学校と協力した取り組みをしたりしました。 
  3.牛に関する学習(4年)                   
学区内の清水牧場と連携して「命の大切さ」や「勤労の大切さ」について学習を深めています。牧場の仕事体験や飼育に関する出前授業等で学んだ後、9月下旬から2か月間にわたり、学校で子牛を預かり世話をします。子どもたちは、自分たちで名付けた子牛を大切に育てます。この牛に関する学習の一環として「生命誕生」にかかわる出前授業を受けたり、学んだことを学習発表会で発表したりしました。
  4.特別養護老人ホームとの交流学習(5年)
 学校の前にある「特別養護老人ホーム シルバーピアかりや」と連携して「命の大切さ」や「思いやり」について学習しています。施設の見学をしたり、お年寄りへの接し方や支援の仕方を学んだりした後、いよいよお年寄りとの交流が始まりました。初めはお互いに遠慮がちでしたが、しばらくするとうち解けて、笑顔一杯の交流になりました。
5.保育に関する学習(6年)
 6年生はこれまで学んできた「命」「地域」の学習を生かし、「防災マップ」を更新・改善するなど地域に貢献できる活動に取り組んでいます。家庭や地域のために働こうとする意欲と実践力を身に付けることがねらいです。