モラルBOX日記

【愛西市立立田北部小】インターネットを安全に使おう(小学校向け情報モラル)

公開日
2013/06/19
更新日
2013/06/19

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 立田北部小学校の5・6年生の児童を対象に、「インターネットを安全に使おう」と題して情報モラルについての授業が行われました。
 インターネットを安全に利用するために気をつけるべきことを、クイズを交えて説明しました。
A:無料のサイトを見ていたら、知らない間に有料サイトにつながって、お金を払うように言われました。あなたなら支払いますか?
B:無料のオンラインゲームをしていたら、利用料の請求がきました。払わなければいけないのでしょうか?
C:無料ゲームをしていたら、チャットで話しかけられ、ました。あなたは、この相手と会ってもいいと思いますか?
D:「あなたは当選しましたので、こちらに住所氏名などを書いて送信してください。ゲームを送ります。」というメールが届きました。あなたならメールを送り返しますか?
 児童は、AもBも、全員が支払わないという回答だったので、Bは、支払わなくてはいけないと教えられたとき、驚いていました。
 無料のオンラインゲームの中には、アイテムが有料だったり、お金を使わないと楽しくないシステムだったりするものがあります。それを知らずに安心してやっていると、何十万円もの請求がくるので、説明をよく読んで、何にお金がかかるか知る必要があります。携帯やスマホのゲームも同じで、テレビのコマーシャルで流れているアメーバピグ、モバゲー、グリーなどの無料ゲームの中にも危険があるので注意が必要です。この場合は、請求がきたら払わないといけなくなります。
 また、Cは、全員が会わない、Dは、数名が、メールを送り返すと回答し、知らない人に会うのは怖いけど、「当選」という言葉には弱いことを伺わせました。
 誰もが簡単に書き込めるネットには、うその情報が混じっています。正しいか正しくないかを見極める目が必要になりますが、小学生には難しいため、一つのサイトだけで信じないで、複数のサイトを見て判断するように伝えました。
 また、ブログやプロフなどの自己紹介ページに自分の顔写真や友達の写真をのせることの危険性についても話しました。特に友達の写真の無断掲載については、絶対にしてはいけないことを強調しました。著作権についても同様で、他人のサイトにあるイラスト、絵、写真などを勝手にコピーして、自分のブログやサイトに貼るのは違法であることを伝えました。