【蒲郡市立形原北小】チェーンメールの事例を通し、情報モラルの学習をしました
- 公開日
- 2013/06/19
- 更新日
- 2013/06/19
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
4年生の1学級で、5月に情報モラルの授業を行いました。本校では以前チェーンメールが回ったという事例があったので、携帯電話を使用している子が少ない今のうちに注意を喚起したいと思い、実践しました。
主な内容は次の通りです。
1 自分の友達から送られてきたとする「不幸のメール」を読む。
2 メールが届いたときの気持ちを考え、発表する。
3 このメールを送ってきた友達に対し、どう思うかを考え、発表する。
4 こういうメールが送られてきたときはどうすればいいかを話し合う。
子どもたちは突然送られてきた「不幸のメール」の内容に、最初は「おそろしい」「こわい」「死にたくないから友達でも送ってしまう」という意見を言っていました。
しかし、3の活動で「こんなものを送ってくるのは友達じゃない」などという意見が出て、友達に対して多大な迷惑をかけてしまうということに気づきました。また、4の活動では、教師自身も過去にこのようなメールが送られてきたが、止めても何も起こらなかったなどの事例を紹介したところ、子どもたちはとても安心し「こんなもの信じないで消す」とか「他の人にまわさない」「家族や先生に相談する」という意見が出ました。その中でも特に「家族や先生に相談する」というところをまずは大切にしてほしいということを強調し、実践を締めくくりました。