道徳教育推進教師が、１年２組で「情報モラルと人間関係」を考えるために書き下ろした自作資料「わたしは、悪くない」（２−（３）友情・信頼）で道徳の授業を行いました。資料は、メールのやりとりからのトラブルで友情にひびが入ってしまった二人の中学１年生を描いたものです。
　指導者はこのクラスの社会科を担当していることもあり、生徒との関係は良好です。生徒たちは、一つ一つの発問にじっくり考えて答えています。そして、資料の中の主人公の気持ちを考えたり、立場を自分に置き換えて発言したりしていました。授業の終末は教師による説話ではなく、人間関係を大切にしたいという思いから、ギター演奏付きの歌による語りでした。50分間途切れることなく続いた生徒たちの集中力と明るい表情が印象的でした。
　なお、「資料」と「ワークシート」は、こちら→【江南市立古知野中】自作資料「わたしは、悪くない」
《生徒の感想》
○　今日の授業で情報モラルの学習をして、携帯でこんなことになるなんて、少し怖いなと思いました。 もし 僕が携帯を持っても、使い方を間違えないようにしたいです。こんなことがあるなら、携帯を持つのはもう少し先になってからにしようと思いました。
○　相手の気持ちを考えないでいたり、自分の意見を素直に話せないでいたりすると、この二人みたいになってしまうのかなあと思った。せっかく友達になれたのに、かなしいね。最後の先生のギター演奏は、二人の関係を考えさせられるような歌の内容でした。