モラルBOX日記

【一宮市立千秋東小】異学年交流を通して

公開日
2013/07/08
更新日
2013/07/08

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「誰に対しても思いやりの心をもって接し、自他を理解し、認め合い、すすんで集団の向上に役立とうとする態度を育てる」ことを道徳教育の重点目標にして、教育活動を進めています。
 本校は全校児童277名の小規模校であるため、同学年の活動の中だけでは人間関係が固定化しがちになります。そこで、学校生活の随所に異学年交流を取り入れています。
 日常的な異学年交流には、児童集会での活動や縦割り清掃などがあります。また、春の遠足では、1・2年、3・4年、5・6年がそれぞれペア学年となって出かけて行き、一緒に遊んだりグループ行動をしたりします。6年生が1年生を手伝いながら、一緒にサツマイモの苗を植える活動もあります。読書週間になると高学年が低学年に読み聞かせをする時間を設けています。
 それらの活動場面では、いつも子どもたちの笑顔をたくさん見ることができます。下級生からは「お兄さん・お姉さんに優しくしてもらって、うれしかった。」上級生からは「大変なこともあるけれど、ありがとうって言われると、がんばってよかったなと思う。」といった感想が聞かれました。
 異学年交流による様々な活動は、子どもたちの思いやり、認め合い、集団の向上に役立とうとする心や態度を育む大切な機会となっています。