モラルBOX日記

【愛西市立北河田小】今年も広がる異学年交流

公開日
2013/07/04
更新日
2013/07/04

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、立場の違う相手ともお互いに認め合い、協調し、思いやりをもって行動できるようにと、学校生活のさまざまな場面に異学年交流の場を設けています。
 毎年、4月の遠足は2学年合同で出かけており、2年生が1年生の手を引き、津島市の天王川公園まで歩く姿は、とてもほほえましいものがあります。「駅のホームで電車を待っているときも1年生の子の手を離さないようにしたよ。」「お兄さんにやさしくしてもらってうれしかった。」と、ふれあいを楽しむ声が聞かれました。その後も、2年生が1年生に学校案内をしたり、生活科の学区探検で捕ってきた生き物を展示した『生き物ランド』に招待したり、交流が続いています。
 また、児童会や学年委員会の主催で行われる、『ペア学年フレンドタイム』も毎年行われています。それに加え、今年度は、普段登下校を共にする仲間との『通学団フレンドタイム』も始まりました。「班長さんがやさしくしてくれました。」「学校や家でもまたいっしょに遊びたいです。」といった感想が寄せられ、遊びを通して、上級生は下級生を思いやる気持ちが、また、下級生は、上級生への感謝や尊敬の気持ちが芽生え、心の距離がぐっと縮まっているのを感じました。
 今後も、運動会での2学年交流種目を実施したり、総合的な学習の時間に学んだことを発表し合ったりするなど、さまざまな場面で交流を充実させていきたいと思います。