【豊橋市立大清水小】うそをつかないことの大切さを学びました
- 公開日
- 2013/07/11
- 更新日
- 2013/07/11
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
学校生活に慣れ、のびのびと生活している一年生。学校のきまりを素直に守ろうとする姿が見られます。反面、友達の関心をひくときや自分に都合が悪いときに、うそをついてしまうこともあります。そんな子どもたちに、相手の気持ちを考えた情報の伝え方を学ばせたいと思い、資料「ひつじかいのこども」を扱いました。
まず、うそをついて村人を驚かすことをおもしろがったひつじかいの子どもの気持ちや、うそとは知らず、子どもを助けようと必死にかけつけてくる村人の思いを考えました。その後、何回もうそをつかれたとき、村人はどんなことを考えていたのかを話し合いました。「今度もうそに決まっているから、もう助けに行かない」「またうそを言っているにちがいない」というような、正しくない情報を発信したことで、ひつじかいの子どもをだんだん信じなくなった村人の気持ちに気づくことができました。
そして、本当におおかみが来て、村人が助けに来てくれなかったとき、ひつじかいの子どもはどんなことを思ったのかを考えました。「うそをついてごめんなさい」「うそをついたから助けてもらえなかった」など、後悔している心情に迫ることができました。
最後にひつじかいの子どもへ手紙を書きました。「もううそをついちゃいけないよ」「うそをついて困らせたから、村人に謝ってね」など、子どもたちは、うそをつかないことの大切さを感じることができました。