モラルBOX日記

【豊川市立代田中】地域に開かれた道徳教育

公開日
2013/08/01
更新日
2013/08/01

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

  • 1423064.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10515239?tm=20240815153205

 本校は、5月と1月に行われる学校の日に、授業公開をしている。そして、学級担任は、どちらかで必ず一回は道徳の授業を行うようにしている。この日は、保護者だけでなく、民生委員をはじめとした地域の方々も授業参観に足を運んでくださる。
 今回、道徳の授業で明治安田生命の「マイハピネスフォトコンテスト」の入賞作品を使って、「あなたがいる しあわせ」という授業を行った。授業のねらいは、常日頃あたりまえと感じている、日常の中の何気ない幸せを再確認する
 ことにある。はじめに、コンテストの入賞作品のいくつかを見せた。クラスでその写真から読み取れることを共有して、その写真にタイトルを付けた。そのあと、4人一班、合計9班に分かれて、班ごとに別々の入賞作品の写真のタイトルを考えた。このコンテストの応募対象は、「家族のふれあい、夫婦やカップルの愛情・思い出など、“しあわせな瞬間(とき)”を撮った、2人以上を撮影した写真」である。どの写真にも、どこか心が和むような要素が写しだされている。生徒たちは、写真に映し出された幸せな瞬間に目をとめながら、思い思いのタイトルを写真につけていく。そして、各班のタイトルを発表し終えてから、明治安田生命のCMを流し、「小さな幸せ」という詩を読んだ。
 生徒の授業感想には、次のように書かれていた。「詩を読んで、普段の当たり前の生活が幸せなんだなと思いました。あと、小さな幸せが積み重なることで、大きな幸せになっていくことがすごいなと思いました。友だちや家族と話したりすることも、幸せなんだなと思いました。いろんな幸せを大切にしていきたいです。」「小さな幸せを知ることができた。最後の詩は心にぐっ!ときたし、毎日、一日一日が小さな幸せの集まりでできていると思った。一日一日を大切にしたいです。」授業が終わった後の教室は、生徒たちのすがすがしい笑顔であふれていた。そして、参観してくださっていた地域の方も、同じように笑顔で教室を後にされた。