モラルBOX日記

【あま市立宝小】お年寄りとふれ合う会

公開日
2013/08/27
更新日
2013/08/27

ちょっといい話

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 本校では、毎年1学期、地域のお年寄りの方々を学校へお招きし「お年寄りとふれあう会」を開催しています。
 まずは、一緒に給食を食べ、楽しい会食からのスタートです。「昔はこんなにたくさんおかずなんかなかったんだよ」、「いただきますは、生き物の『命をいただきます』ということだよ」と話してくださる内容に、子どもたちは興味津々で聞き入っていました。
 会食の後は、各学級で考えた楽しいゲームやインタビューなどの交流活動を行いました。会の最後に、子どもたちが感謝の気持ちを込めて「お礼の合唱」をはちきれんばかりの歌声で届けると、おじいさんもおばあさんもみんな目頭を熱くしていました。
 また、最後のお別れの場面では、別れを惜しんで思わず泣いてしまう低学年の子もいました。
 ふれ合う会を終え、お年寄りの方々に集まっていただくと、ある参加者の方からこんな言葉をいただきました。
「子どもたちを育てるには、学校や保護者だけでなく、地域が積極的になることが大切です。子ども、親、地域が気軽にあいさつを交わし、話ができることで地域の治安が守られ、子どもたちが健やかに成長できます。そのためには、我々老人会が益々元気にならなければなりません。」
 こんなにも子どもたちのことを思ってくださる地域の方々がいらっしゃることを改めて知り、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 おじいさん、おばあさんの温かなまなざしと、やさしさに包まれて、子どもたちは満面の笑顔でふれあうことができた素晴らしいひとときでした。