【幸田町立北部中】保護者とともに学ぶ携帯電話講習会
- 公開日
- 2013/08/28
- 更新日
- 2013/08/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
【幸田町立北部中】
本校では毎年1学期中に携帯電話講習会を行っている。背景には、携帯電話を持つ生徒が増加していることに加え、スマートフォンなど新たな情報端末の普及も進んでいることが挙げられる。ブログだけでなく、LINEを利用した書き込みがもととなる問題行動や、誹謗中傷よる人権侵害などが懸念される。ネット利用に関わる問題は、生徒に対する指導のみでは予防も解決も容易ではなく、保護者の協力が欠かせない。携帯電話講習会を授業参観・部活動公開と同日に実施することにより、少しでも保護者の参加を促すようにしている。
本年度はKDDIの方を講師としてお招きし、携帯電話の利用に関わるマナーや、被害ケースだけでなく、加害ケースについても具体的な事例を取り上げながら説明をしていただいた。すでに携帯情報端末をもっている生徒だけでなく、持っていない生徒にとっても役立つ内容であった。高い利便性をもつ機器である反面、使い手の意識次第で大きなトラブルを招く可能性が高まることが理解されたようである。会の終わりに代表生徒が「軽い気持ちで間違った使い方をすると大変なことになるとわかった。使い方をよく理解して、ルールやマナーを守って使うようにしたい。」という感想と合わせて講師の方へのお礼を述べた。保護者からも「携帯電話をもたせるかどうかよく考えたい」「子どもとよく話し合って使い方のルールを決めたい。」といった感想が寄せられた。