【東浦町立森岡小】豊かな心を育てる道徳教育
- 公開日
- 2013/10/02
- 更新日
- 2013/10/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
森岡小学校では、心の教育推進の一環として、9月の第2土曜日に学校一日公開日を設け、校内一斉で各担任が指導案に合わせて道徳の授業を行っています。家庭でその授業について話し合い、心が育つ一助になることを願っています。6年生を対象に保健士さんによる「命の授業」、1年生を対象に獣医さんによる「動物ふれあい教室」など、豊かな心を育てる体験的な学習も積極的に取り組んでいます。
今回実施した道徳一斉授業の一場面を紹介します。
1.1の2「せみがうまれた」生命の尊重
T 「せみを畑で見つけた時の気持ちを言ってください。」
C1「せみがうまれたら、いっしょにあそびたい。」
C2「せみはとべる。わたしもとべる。」
(1年生なのに、自分の気持ちが表現できている。)
C3「せみのうたがききたいから、がんばれ。」
(せみの歌という素敵な表現。せみの歌とはどんな歌なのか聞けるとよかった。)
T 「私は胸がどきんとしていたのは、どんな気持ちからでしょう。」
C4「なんでうごかないのかな?」
C5「なかまがいるから、まっているんじゃないのかな。」
C6「ほんとうにとべるのかな?」
C7「がんばれといったから、でてきた。」
T 「インコは、卵を産むのに体がやせてしまう。お母さんも必死でみんなを産んで、 とても大切に育ててもらっている。一人一人みんな大切なんだよね。」
2.3の2「のび太くん、運動会勝ちたい!」思いやり・親切
T 「のび太くんが運動会で勝ちたいから、ドラえもんから道具を借りようとしている けど、みんなは賛成?反対?」
C1「ジャイアンになぐられるから、さん成。」
C2「お母さんにおこられるから、さん成。」
C3「のび太くんだけ道具をかりてずるい。だから反対。」
C4「世の中、そんなにあまくない。ドラえもんがいなくなったらどうするの?反 対。」
T 「結局、ドラえもんはスーパードリンクを渡しました。おかげで、のび太くんは3 位になりました。でも実は、スーパードリンクの中身は水でした。」
C5「その気になれば、ずるをしなくてもよいことがわかる。」
C6「本気になれば、なんだってできる。」
T 「みんなも本当の思いやりで、友だちに接することができるといいよね。」
森岡小学校の職員で、引き続き心の教育推進の取り組みを行い、子どもたちの成長を見守っていきます。