【瀬戸市立祖母懐小】縦割りのなかよし班で楽しく交流
- 公開日
- 2013/11/28
- 更新日
- 2013/11/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、1年生から6年生までを12組の縦割り班(なかよし班)に分けて、年間を通して様々な行事で交流活動を行っています。1学期には、新1年生が早く小学校生活に慣れるように、なかよし班で一緒に遊んだり、全校遠足に出かけたりしています。2学期には、12組の縦割り班を紅白に分け、一緒に観戦したり、競争種目や応援等を協力し合って運動会を楽しんでいます。また、11月の「読書月間」では高学年が低学年に本を読み聞かせをする「なかよし読書」にも校内に作られたゲームコーナーを12組の縦割り班でまわり、高得点を目指し、協力し合いながら交流を深めています。
今年のなかよし遠足は、5月22日(水)に、バスを使って、モリコロパークに出かけました。モリコロパークでは、大芝生広場で、なかよし班ごとにボール遊びをしたり、おにごっこをしたりして、高学年の子が低学年の子を飽きさせないように工夫して遊ぶ姿が見られました。そのような活動の中で、高学年の子が、低学年の子の大きな荷物を代わりに持って歩く姿も数多く見られ、思いやりやいたわりの心が育ってきています。
また、6月10日(月)には、祖東中学校区の小中連携事業として、3年生以上の小学生と中学生とが一緒に触れあう「小中ふれあい活動」を行いました。今年は、なかよし班対抗で、王様ドッジボールを行いました。小学生と中学生では力の差が大きいため、中学生が小学生をいたわりながら、一緒に楽しくゲームを行う微笑ましい姿が見られました。
活動後、6年生から、「全校のきずなが深まったと思う」「1年生と遊ぶことはないので貴重な体験だった」「普段遊ばないほかの学年の子と遊べてよかった」などの感想が聞かれました。
1年間のなかよし班での様々な行事を通して、高学年の子には、思いやりの心が高まってきています。また、低学年の子には、集団の中で自分を律したり、上級生への敬意の心を持つことができるようになったりしてきています。その結果、休み時間や授業後に異学年の子どもたちが一緒になかよく遊ぶ姿が見られます。これからも、触れ合いの輪を広げ、望ましい人間関係づくりを目指して、なかよし班活動を進めていきたいと思います。