【豊橋市立羽根井小】 チェーンメール、あなたならどうする?
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、小学生の間でも、スマートフォンやインターネットへの関心が非常に高くなっています。本校では、5年生の約3割の児童が、自分の携帯電話を持っており、他の児童においても保護者の携帯を借りるなど、ほとんどの児童が携帯電話を利用していることがわかりました。
そこで、携帯電話やパソコンなどのインターネットを使用する際の基本的なマナーについて考える授業を設定しました。警視庁動画ライブラリーから「情報セキュリティ対策DVD 守って安心インターネット」の動画を視聴し、「チェーンメールが送られてきたら、あなたはどうしますか?」というテーマで、5年生の児童を対象とした道徳の授業を行いました。
子どもたちからは、「だれにも言えない状況であれば、死にたくないから送ってしまうかも」「怖いから削除する」「親や友達に相談する」「気にしない」など、さまざまな意見が出ました。中には、「不幸になりたくないから、友達以外のあまり親しくない人に送る」という意見もありました。
そこで、不幸のメールを受け取る側の気持ちを中心に話し合った結果、授業の振り返りでは、「チェーンメールは、送った人も送られた人も嫌な思いをするので、もし送られたら削除したい」「まずは、信頼できる友人や親に相談してから削除する」という意見が多く出ました。
この授業を通して、一人一人が情報モラルを意識して、マナーを正しく守ることの大切さを学ぶことができました。また、携帯電話やインターネットの安全な使い方を考えるよい機会となりました。