モラルBOX日記

【尾張旭市立渋川小】情報モラル講演

公開日
2013/12/05
更新日
2013/12/05

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 パソコンや携帯電話などの通信機器を、個人的にもっている児童が増えてきています。楽しいから、便利だからと考え、安易に利用するとトラブルを引き起こしたり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。また、SNSやゲームにのめり込むあまり、勉強がおろそかになったり、生活が不規則になったりする場合もあります。よって、家庭と学校が連携し、児童が安心して正しく利用できるように、メールやSNSやインターネットの使い方や危険性について学習させることが必要となっています。
 本年度は、10月31日の学校公開日に電話会社より講師を招いて、5・6年生と保護者の方を対象として、携帯電話の使い方やマナーについての講演会を行いました。ワンクリック詐欺の危険性や対処の方法、無料ゲームにはアイテム購入や次のステージに進むために課金されることがあること、インターネットは世界中に情報が流出してしまうことなどの話を、キャラクターのアニメーションやクイズを通して、分かりやすく説明していただきました。子どもたちはクイズに積極的に参加し、講師の話を真剣に聞いて学習していました。最後に、講師から保護者の方に向けて、子どもを見守る側の立場としての注意点を話していただきました。
児童からは、「アニメーションがわかりやすく、無断で写真をとってはいけないことが理解できました。」「携帯電話は病院や飛行機の中では、電源を切ることがわかりました。」「勝手にメールアドレスなどの個人情報を教えていけないことがわかりました。」などの感想があり、携帯電話やインターネットを正しく利用しようとする意識や態度を育てることができました。
 保護者からは、「携帯電話をもたせる時期を考えたり、使うときの約束はきちんと決めたりしたいと思いました。」「携帯電話の注意点をもっと強調してほしかった。」などの意見が聞かれました。
 今後も各教科や総合的な学習で情報モラル教育を進めていき、情報社会にたくましく生き抜く児童を育成していきます。