【豊田市立五ケ丘小】 ヤゴ救出大作戦大成功!
- 公開日
- 2013/11/28
- 更新日
- 2013/11/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
私たちの学校では、プールでも条件を整えれば生き物が好んで棲み、自分たちと共存できることを学ぶ、命の教育活動として「ヤゴ救出大作戦」を行っています。前年の秋に、4年生が地域講師“カエルの分校”(NPO)の方とトンボの産卵場所を作ると、翌年の6月にはたくさんのヤゴが産まれます。それを、全校児童がプール掃除の前に救い出し、各自でトンボになるまで育てる活動を行っています。
「ヤゴの救出大作戦」(6月28日)は、縦割り班で行い、高学年が低学年に、たもの使い方やヤゴの見つけ方を優しく教えました。ヤゴを救出後に、1年生から4年生までの学級で、ペットボトルで作った各自のヤゴの「家」で飼育します。毎朝、餌の赤虫をやったり脱皮のための木の枝を入れたりするなど、小さな命を一生懸命に守り育てていきます。
今年も、子どもたちが救った150匹以上の小さな命が立派なトンボになって飛び立って行きました。
「わらや木の枝を入れるのは、重くてたいへんだったけど、あんなにたくさんヤゴが産まれたし、トンボになって飛んでいけたのでよかったなあと、思いました。」と、5年生は自分たちの活動を振り返っていました。そんな声を聞きながら、現4年生も、次は自分たちががんばる番だと新たな気もちを高めています。全校で取り組む小さな命を守り育てる活動が、子どもたちの命を尊ぶ美しい心を育んでいます。