モラルBOX日記

【新城市立千郷中】“走る書道家”との出会いと「絆」「夢」

公開日
2013/11/28
更新日
2013/11/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「社会貢献」「共育」「東北交流」をキーワードに、生徒自身と保護者や千郷地区・新城市との関係を見つめ築いていける活動に取り組んでいます。
 昨年、「日本一周“絆”一筆書きプロジェクト」で47都道府県を走り抜けた“走る書道家 波多の明翠さん”が、この秋、あいち観光メッセンジャーとして「日本一周第二章愛知県篇」を再び走り始めました。先の日本一周で、東日本大震災の被災地南三陸で書道パフォーマンスを行った明翠さんは、「南三陸を支援している新城市でも行いたい」と思っていました。本校と釜石東中学校、吉浜中学校との交流のきっかけを作った、本校卒業生のカメラマンの三浦さんが、その明翠さんの思いを知り、本校での書道パフォーマンスの実施に協力してくださいました。
 11月21日、本校を訪れた明翠さんは、待ち構えた1年生全員の前で書道パフォーマンスを行いました。大きな半紙に書いた二文字は、「絆」と「夢」。
「絆」…東北復興の為に、全国が手を繋いで欲しい。
「夢」…わたし自身も常に夢をもっている。中学生の皆さんにも夢をもって欲しい。
 明翠さんからは、さらに「中学生の皆さんには勉強や部活などの全てを楽しんでもらいたい」「何事も楽しむこと」とのメッセージもいただきました。
 生徒に見送られ、明翠さんは次の目的地の岡崎市へと走って行かれました。常に自分がゴールした姿をイメージして走る明翠さんの生き方を生徒たちは感じとることができました。
○すごく力強い字でした。周りに書いてある「楽」という字がすごく気に入っています。
○目標を達成するための努力を継続する力を見習いたいと思います。
○波多のさんはマラソンも書道も楽しんでいて幸せそうでした。私も久しぶりに筆を持ちたくなりました。