蒲郡市立蒲郡中学校では、１１月８日に台風３０号で被災したフィリピンの方々のために、募金活動を行いました。生徒会執行部が中心となって上記のたよりを発行し、災害の悲惨さや被害の大きさを伝えるとともに、生徒朝会や昼の放送でも募金への協力を呼びかけました。そして、毎朝執行部が大きな声で募金を募るとともに、進路説明会の際には、地域の方や保護者にも募金を呼びかけました。
　「困っている人たちをみんなで助けたい」「少しの心遣いで、レイテ島の人たちの助けになりたい」「私たちと同じ中学生もたくさん被災しています」「日本では東日本大震災もあった。蒲中から心をつなげよう」といった声が聞こえてきました。今年度、本校では「思いやり」について考える道徳の授業研究を行ってきました。この災害からも、生徒は「私たちにできること」を考えました。この小さな思いやりが、国境を越えて被災者の方の心へ届いていくことでしょう。集まったお金は、日本赤十字社を通して被災地へ寄付されました。