【小牧市立大城小】 大きく育て 〜花いっぱい運動〜
- 公開日
- 2013/12/09
- 更新日
- 2013/12/09
ちょっといい話
大城小学校では、特別支援学級の子どもたちと、通常学級の子どもたちの交流を深めるため、本年度から初めての試みとして「花いっぱい運動」が行われています。
先日、特別支援学級の子どもが花壇のデザインを全校に呼びかけたところ、続々とデザインが集まりました。どの作品も、良いものばかりでしたが、採用作品は、3年生の女の子が描いた富士山のデザイン画に決まりました。ふだん交流する機会が少ない通常学級の子どもが、特別支援学級に自分で応募用紙を持って行きました。中にはそのまま教室で一緒に遊んだり、楽しそうに話をしたりする姿も見られました。最終的には全校の半数以上にあたる、236通のデザイン画が集まりました。
現在、大城小学校の特別支援学級には5名の児童が在籍しています。9月に植えたパンジーの種が芽を出し、10月16日には、1000苗以上のパンジーを、自分たちの力で大きなポットに植え替えをしました。これまで台風や大雨の影響を受けながらも、今では、小さな花の命が少しずつ育まれています。
今回の「花いっぱい運動」を通して、ふだんふれ合う機会が少ない特別支援学級と通常学級の子どもが交流を深め、相手を思いやる豊かな心を育んでいることをとても嬉しく思います。
春には、富士山を型取った色とりどりのパンジーが花壇いっぱいに咲き誇ることを、楽しみに待ちたいと思います。