【豊橋市立植田小】 ふれあいの会 〜昔の遊びを楽しむ会〜
- 公開日
- 2014/01/23
- 更新日
- 2014/01/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
毎年1年生は、「昔の遊び」を通して校区の老人会の方たちとふれあいの会を行っています。
子どもたちはこの日を迎えるまでに、昔遊び調べをし、休み時間を使ってお互いに教えあったり、工夫したりして「遊び名人」をめざしてきました。老人会の方に『遊び方のコツ』を教えていただき、さらに「名人」に近づきたいという思いでいっぱいでした。そして、教えていただくときの礼儀作法を覚え、お年寄りの方にもよく伝わるような話し方を練習しました。
ふれあいの会の当日、竹とんぼ・お手玉・あやとり・けん玉・こま回しなどの昔遊びのコーナーの準備をしながら、子どもたちはわくわくモードに切り替わってきました。
「おはようございます」という元気のよいお年寄りの方の声とともに、たくさんの方が来校してこられました。毎年参加されている方は、子どもへの接し方も慣れており、「さあ、はじめようか」と声をかけてくださるので、子どもたちの緊張もほぐれ、すぐに歓声があがり始めました。さらに、「先生、新聞紙と広告をもってきたから、折り紙コーナーをつくってもらってもいいかん」と老人会の方からのお心遣い。新聞紙で折った兜をかぶれた子どもたちは大喜び。よく飛ぶ紙飛行機の作り方まで教わることができました。
会の終わりに、子どもたちは手遊びと歌のプレゼントをしました。一生懸命にがんばっている子どもたちの姿を見て、老人会の方の顔の表情がとても柔らかくなりました。帰られる時に「また、来年も来るからね」「楽しかったよ」という言葉をもらい、子どもたちの心は、温かい気持ちでいっぱいになったようでした。お礼の手紙には、老人会のみなさんへの感謝の思いがたくさん書き綴られていました。
地域と一体となって子どもを育てていくことの大切さを、子どもたちの姿からを感じることができたひと時でした。