【豊田市立寿恵野小】 「このアプリでいいよね」
- 公開日
- 2014/02/10
- 更新日
- 2014/02/10
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
急速なインターネットの拡大は、子ども達の生活の中に確実に入り込んできていて、生活に欠かせないものになりつつある。
本校も、インターネットを活用した調べ学習等で授業に取り入れられ、子どもたちにとって身近なものになっている。また、高学年になると多くの子が、何らかの形でメールを打った経験をもっている。媒体は、パソコン、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機等様々である。自分用のものを持っている子もいるし、家族のものを使う子もいる。便利だが、思わぬトラブルも起きることの恐ろしさを、十分に子どもたちに知らせる必要を私たち教師は強く感じている。
そこで、情報モラル教育に毎年取り組んでいる。昨年は、愛知県警本部安全部の講師を招き、「サイバー犯罪防止教室」を開いた。インターネットや携帯メールの危険性について、具体的な事例をもとに子どもたちにも分かりやすく説明していただいた。
今年は、「このアプリでいいよね」という題目で、スマートフォンのよりよい使い方について学習した。保護者にも、スマートフォンを使う具体的な場面で、子ども達がどんな反応をし、どう考えていくかを見ていただくことで、アプリやインストール等の知識と適切な使い方への意識をもっていただけるよう、授業参観日に合わせて行った。資料は、「事例で学ぶ Netモラル」というサイトから取り出して使用した。
授業後の感想には、次のようなことが書かれていた。子どもたちが、スマートフォンの適切な使い方を知るよい機会になった。
<「アプリを入れたり利用したりするときに気をつけることを書きましょう」授業感想>
○ 何でもインストールすると危ないから、親と一緒にアプリをインストールして、安全に使用できるようにしてもらう。
○ お金のことや分からないことがあったら、遠慮せずに大人に聞いて確認してもらう。
○ 友達に勧められても、すぐにはやらないで、うちの人と一緒にやる。
○ 黒とか赤などが多いサイト(怪しそうなサイト)には手を出さない。
○ フィルタリングなどブロック機能があるアプリを入れて、ブロックする。
○ 無料だからといって、どんどんアプリをインストールしないようにしたい。
○ 自分に必要かどうかを考える。スマホを買ったら、真剣に考えようと思う。