モラルBOX日記

【瀬戸市立萩山小】人とふれあい,心をはぐくむ

公開日
2014/02/10
更新日
2014/02/10

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 萩山小学校では「明るく 素直で たくましく」の校訓のもと,人とのふれあいを通して様々な心をはぐぐむことを目標に学校づくりを進めています。異学年交流,地域交流,併設されている瀬戸養護学校との交流は特色ある教育活動となっています。
 中でも,異学年・地域交流として行っている「萩山ラリー」は本校の大きな行事の一つとなっています。思いやりや協力の心を育て,地域について考える機会とすることを目的に,1年生から6年生まで異学年で班を編成し,校区を回ります。多くのチェックポイントでクイズに答えたり,地域の方にインタビューをしたりしながらウォークラリーを行います。その後,1年生の思い出の絵から6年生の将来の町づくりまで,学年ごとに課題が設定されたレポートを班ごとに作成します。後日,ウォークラリーやレポートを採点し表彰が行われます。
 参加した児童からは以下の感想が聞かれました。
 「みんなでクイズにこたえるのがたのしかった(2年)」
 「高学年のおにいさんがヒントを出してくれたのでうれしかった(3年)」
 「お世話になっている人が多くいてみんなやさしかった(4年)」
 「萩山台には多くのボランティアの方がいて,私たちを見守ってくださっていることがわかりました(5年)」
 「ゴミが落ちていたので,捨てないようにしてきれいな町にしたいと思いました(6年)」
 この行事は10年以上前から行われており,すっかり学校や地域に定着したものとなりました。毎年工夫が加えられ,ねらいである思いやりや協力の心をはぐくむことにつながっていると実感できます。また,地域の一員としての自覚も高まっています。
 今後も,多くの人とのかかわりを通して,豊かな心を持った児童の育成に努めていきたいと思います。