モラルBOX日記

【岡崎市立大樹寺小】自立の心を育む家康学習

公開日
2014/03/05
更新日
2014/03/05

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、岡崎の心の醸成をテーマに「自立の心」を育もうと、家康学習に取り組んでいます。徳川家康の菩提寺・大樹寺の寺領に起源をもつ本校は、大樹寺の陣における登誉上人や祖洞和尚の献身によって、家康が「厭離穢土 欣求浄土」の教えを授けられ、自立の道を歩み出した場所に建つ学校です。家康との深いつながりをもつ本校の環境や伝統の中で学ぶことを通して、家康の自立の心のよさに気付いた子供たちは、生き方や志の一つのよりどころになるものを得て、自分の考えを深めていくと考えています。
 4年生では、家康の人生を追究することで、学びは岡崎から全国へ、また家康の一生へと広がっていきます。その手掛かりとして、なじみの深い家康公遺訓を中心にすえ、学習の要所で家康公遺訓に立ち返りました。また、学んだことを「すごろく」にまとめることで、家康の自立の心をより身近なものとして捉えることができました。
 家康学習を通して、大樹寺小や郷土岡崎の家康に関わる人・もの・ことを、学んだ子供たちからは、「自分が通っている学校が大樹寺小学校でよかった」「家康のようなすごい人がいた岡崎を誇りに思う」「家康のような立派な人になりたい」といった意見が出されました。これからも郷土に誇りをもって、新しい未来を切り拓く大樹寺っ子の育成に取り組んでいきたいと思います。

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