モラルBOX日記

【武豊町立緑丘小】自分や友達を大切にする心を育てる活動—学校保健委員会の取り組み—

公開日
2014/03/11
更新日
2014/03/11

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では,今年度「思いやりとやさしさをもって他と接することができる心をもった児童の育成〜言葉を磨く・床を磨く・心を磨く活動を通して〜」をテーマに現職教育を行っています。これをふまえ,6月と12月の2回にわたり,中級教育カウンセラー天野先生をお招きして「なかよし大作戦!」をテーマに,学校保健委員会を実施しました。
 第1回学校保健委員会では,保健委員会の児童による「あいさつは顔を見て笑顔でしよう!」という寸劇を見た後,講師の先生に「上手な話しの聞き方・話し方」について話していただき,「話を聞くときのポイント」,「話すときのポイント」などについて学びました。最後に,学習したポイントを意識して,二人一組で好きな食べ物を伝え合いました。
 第2回学校保健委員会では,エンカウンターを取り入れて,自分や友達を大切に感じるような活動を行いました。はじめに目を閉じて思い浮かべた「自分のいいところ」,次に友達のいいところをそれぞれ用紙に記入し,グループで発表し合いました。普段はなかなかじっくり考える機会がない自分や友達のいいところを考えたり,発表し合ったりすることで笑顔が溢れ,会場が温かい雰囲気になりました。自分のいいところを見つけ,まず自分を好きになることが大切,そして自分と同じように友達のいいところをたくさん見つけて,友達のことを好きになることが,友達と仲良くなるこつであるとまとめて,会を閉じました。
 いいところを探す活動の際,「自分にはいいところはあるのかな・・・」と不安そうにしていた児童が多くいました。今後も職員と保護者が協力して,児童の自己肯定感を高めていく必要があると感じました。また,いいところを見つけたら,必ず声に出して褒めることが大切なのだと改めて感じられる取り組みでした。今後も児童のコミュニケーション能力を育成する場面を増やしていきたいと思います。