【弥富市立弥富中】生徒の心に響く講演会
- 公開日
- 2014/03/12
- 更新日
- 2014/03/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、生徒達に「自分の夢や生き方」「命の大切さ」を考える機会として、芸術鑑賞会のもち方の工夫や様々な講演会の設定に取り組んでいます。今年度も以下のような取組を行いました。
10月17日(木)の芸術鑑賞会には、「クローン病」を患い7年間の引きこもりを乗り越え、社会復帰して音楽活動を再開したフルート奏者と、スタジオミュージシャンの夫とのユニットバンド「エスペランサ」(奥田良子さん・奥田勝彦さん)の「夢をあきらめないで〜生きていくことって〜」というテーマのトークと演奏を鑑賞しました。すばらしい演奏と心に染みるトークに、時間が過ぎるのも忘れるくらいの1時間でした。
11月28日(木)には、現役時代は柔道の71Kg以下級で国際大会優勝など数々の成績を収めた、同朋高等学校教諭の藤山 茂先生を招いて、「夢を持て」講演会を実施しました。
「私の柔道人生」という演題で、夢に向かって努力した現役時代の苦労や思い出を話していただきました。また講演会後は柔道の実技指導も見せていただき、本物の高い技術を目の当たりにすることができ、貴重な経験になりました。
2月14日(金)には、盲目のバイオリニスト安藤正太郎氏を招いて、「命の講演会」を開き、トークと演奏を聴きました。障害をもちながらも、前向きに人生を生きる姿や、すばらしいバイオリン音色に引き込まれたひとときでした。
これらの鑑賞会や講演会を通して生徒は、
・ 難病に負けず、自分の夢をあきらめずに生きる姿がすばらしいと思いました。自分も 将来いろいろな困難があると思いますが、夢をあきらめずに頑張りたいと思います。
・ 藤山先生の「挑戦」という言葉が印象に残っています。自分も目標に向かって、挑戦 できるようになりたいと思います。
・ やはり一流の「技」は美しいと感じました!
・ 目が見えないのに、その障害を明るく受け止め、すばらしい演奏をしている安藤さん の姿に感動しました。五体満足でいることに感謝し、自分の命を大切にし、自分でやれ ることに一生懸命取り組めるように生きていきたいと思いました。
などの感想をもち、一人一人が自分の夢や生き方、命について考える時間をもつことができました。
講演会で感じたことを、これからの生活に生かしていけるよう、効果的な支援をしていきたいと思います。