【一宮市立宮西小】1年生のためにできること
- 公開日
- 2014/07/08
- 更新日
- 2014/07/08
ちょっといい話
宮西小学校は異学年でのペア活動に力を入れています。毎週の児童集会の時間は、ペアで並び、集会の前には親交を深める遊びをしています。本年度の6年生は1学期のテーマを「人のために何ができるか」と設定し、ペアである1年生のためにできることは何かを考え実践してきました。
給食や掃除の時間に手伝いをしたり、放課にいっしょに遊んだりしてきました。6月はこのペア活動の実践の総まとめの月とし、3週間にわたり活動に取り組みました。1週目は読書週間にペア読書をしました。1年生が選んだ本を優しくわかりやすいように読み聞かせをする姿が見られました。2週目はペアで折り紙をしました。1年生でも簡単に作れる折り紙をいっしょに作りました、また、とっておきの折り紙のプレゼントもしました。3週目はペアの子に校内でけがをしやすいところを教えてあげました。あらかじめ、パンフレットを作成しました。運動場の側溝や岩石園、室内の廊下や階段など、いっしょに校内をめぐりながら安全に学校生活が送れるように案内をしました。作成したパンフレットは、その後も活用できるようにプレゼントをしました。6年生は「1年生の子が喜んでくれて、とてもうれしかった。」「1年生との活動をして気持ちがあたたかくなった。」という感想をもった子がたくさんいました。また1年生は6年生からもらった折り紙やパンフレットをうれしそうに何度も見たり、笑顔で担任の先生に見せる姿がたくさん見られました。
「人のために何ができるか」のテーマのもと、1年生に自分ができることを考え実践することで、6年生自らが成長できたようです。