【豊橋市立旭小】 ネットモラルについて考えよう
- 公開日
- 2014/07/16
- 更新日
- 2014/07/16
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
高度情報化社会の今、小学生のうちから情報発信のマナーやネット社会の危険性を知ることは大切なことだと考えます。本校では、ネットモラルについて学ぶ機会を設けました。
4年生の授業では、『ぼくの詩どう?』(作:中田光彦「道徳性発達研究会」)という資料をもとに、チェーンメールを次の友達に送るべきかについて、自分なりに考えました。最初は「どうしたらよいか迷う」と考えていた児童も意見交換で友達の意見を聞いて「内容がうそかもしれないし、自分のアドレスを知られて大変なことになってしまうから送るべきではない」と考えを変える児童もいました。しかし、メールの内容に同情して「やはり送るべき」と考える児童もいたことから、ネット社会でのマナーや危険性について教える必要性を感じました。
5・6年は、広島県教科用図書販売株式会社の「事例で学ぶNetモラル」の教材を活用しました。5年生は、ホームページに自分の情報をアップしたことで、写真が勝手に使われてしまうという疑似体験をしました。知らない人が自分の情報を使ってしまうことの怖さを知り、個人情報を簡単に載せてはいけないと感じたようです。
6年生は「チェーンメール・掲示板・チャット」の3つのテーマについて学習しました。「チェーンメールは開くだけでもウイルス感染してしまう」「掲示板に何気なく書き込んで送ると大変なことになる」「チャットはけんかがおきやすい」など情報社会の怖さに気づくだけでなく、「大人に相談する」「嫌な思いをする書き込みはしないようにする」といった対策についても考えをもつことができました。
今後も、ネットモラルについて学ぶ機会を設けて、正しい知識と行動力をもった児童を育てていきたいと思います。