【豊田市立則定小】地域・お年寄りとの絆を育む体験活動
- 公開日
- 2014/10/15
- 更新日
- 2014/10/15
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、4年生が中心となって米作りを行っています。地域の方が提供してくださっている水田で、「代掻き」から「田植え」「施肥・草取り」昔ながらの方法で「稲刈り・脱穀」まで行います。
「代掻き」では、1・2年生も田んぼに入って歩いたり、草を踏み込む手伝いをしたり泥んこ体験をしたりします。
どの作業にも、保護者や地域の方々がたくさんボランティアとして参加してくださり、やり方を丁寧に教えてもらったり、一緒に活動したりしています。
収穫した米で、「五平餅」や「おこしもの」を作ったり、学芸会で、地域の方に「校内販売」をしたりしています。
9月には、「お年寄りとの交流会」で、3・4年は「すがいづくり」(左写真参照)、1・2年は「おこしものづくり」で一緒に作る活動をしたり、5・6年は、「則定の自然や昔の様子」を地域のお年寄りに聞いたりして交流を深めました。
子どもたちは、「ぼくは、おじいちゃんにすがいの作り方を教えてもらい、こつも分かりました。けど、むすぶときがむずかしかったです。」「すがい作りはむずかしいのに、おじいちゃんたちは、すごくはやく作れてすごいなと思いました。」等の感想をもちました。
この他にも、「鮎の放流」や「魚釣り大会」「お囃子を聞く会」「伝統的クラブの盆踊り練習」などがあり、地域の方々のお陰で、いろいろな体験や交流ができています。
これらの活動を重ねることによって、地域のお年寄りから、技だけでなく人間性、そして地域の自然や文化、人々の伝統を伝えていこうとする熱意と温かさに直接触れることができ、地域の人々や自然のすばらしさを感じるとともに、感謝の気持ちを育むことができていると考えています。