【春日井市立中央台小】 みんなで踊ろう全校音遊
- 公開日
- 2014/10/15
- 更新日
- 2014/10/15
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では毎年秋に運動会を行っています。市内でも2番目に小さな学校ですから、異学年や地域との交流に重点を置いた演技がいくつかあります。中でも全校音遊は全校児童とその保護者、卒業生、地域の方たちが一緒になって踊る伝統的な演技です。この踊りを考え、全校に伝える活動の中心となるのは5年生児童です。学校の中心として6年生と共に活動し始めた5年生の子どもたちにとっては、主体的に計画し活動できるとても楽しみな演技となっています。6月、5年生は体育の表現の学習として、踊りの振り付けを考えます。まず、全員で話し合って最近の流行の音楽から踊りにつかう曲を選びます。そして、学級が5つの班に分かれ、音楽に合う振り付けを考えます。発表会を開き、それぞれの班が披露し、その中から優秀な踊りを決定します。9月になると、5年生が考えた踊りは、4年生以上の代表児童により組織された「おどり実行委員」に紹介されます。実行委員は何度も練習をして振り付けを覚え、自分の学級や他学年への伝達計画をたてます。給食後、実行委員は各教室を訪問し、踊りを伝達します。この時期は、みんなが一つになって元気に練習に励む様子が教室ごとに見られます。低学年児童にとって、格好良く踊り、丁寧に教えてくれる高学年児童はまるでアイドルのような人気者となっています。運動会本番、おどり実行委員は赤白二つの円の真ん中に並びます。その外側を低学年児童が、さらにその外側を高学年児童が輪をつくり、音楽に合わせて全員で一斉に踊ります。子どもたちが踊ったあと、2回目は卒業生や地域の大人たちも一緒に踊ります。この瞬間、みんなの幸せな笑顔が青空の下で満開となります。本校の児童にとって、心開き、最高のひとときとなっています。