【大府市立北山小】大府デイサービス・お年寄りとの交流会
- 公開日
- 2014/11/04
- 更新日
- 2014/11/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,毎年10月に福祉委員会による「大府デイサービス・お年寄りとの交流会」が開かれています。この行事は,北山コミニュティ家庭教育部とタイアップして,今年ですでに18年もの歴史を刻む伝統ある行事です。
今年も4月から準備を始め,5・6年生14人の委員たちは,お年寄りがどんな行事や楽曲を好むのか,自分の家族や身近なお年寄りに聞き取り調査をしました。その結果,全員での楽器演奏,合唱,踊り,個人の特技披露,1対1での談笑などが企画されました。楽曲としては,「ふるさと」「リンゴの唄」「上を向いて歩こう」などを選びました。
1ヶ月前からは,委員全員が毎日の大放課に集まり,演奏や合唱の練習をしてきました。放課がつぶれてしまいますが,そこは,お年寄りたちが喜んでくださる顔を思い浮かべながら,乗り切りました。また,コミニュティの方たちからは,児童らが初めて対面するお年寄りたちと,どのように接すればよいのか,アドバイスをいただきました。
当日は,給食後に徒歩で近所の大府デイサービスへ向けて出発。コミニュティの方たちとも合流して,1時間の交流がスタートしました。演奏や合唱の前には,お年寄りたちに懐かしく曲を思い出していただけるように,児童の作文も添え,大変喜んでいただきました。個人の特技披露では,楽器演奏,空手演舞,縄跳び,火の舞,組み体操など,個性豊かな演目に,大喝采をいただきました。打ちとけたところで,1人1人がお年寄りと談笑しをし,あっという間に時間が流れました。
終了後の児童の感想には,「練習はつらかったけれど,喜んでもらえたので,すごくうれしかった。」「最初は緊張したけれど,すぐになれてすごく楽しかった。」「交流会は終わったけれど,自分たちで,また訪問したい。」などの声が聞かれ,今年も大成功でした。