【豊橋市立多米小】 「メールの使い方」
- 公開日
- 2014/12/04
- 更新日
- 2014/12/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
⑴ 活動のねらい
自分たちの実態を知り,よりよい使い方について考える。
⑵ 児童の実態
4月に『LINE』を使ったトラブルが起きた。思いやりのない書き込みが原因だった。
そこで,学級でアンケートを行った。その結果,半分以上の子が携帯電話を持っていて,ほぼ全員がゲームなどの通信をしたことがあると答えた。
まず,班ごとに結果を予想させた。「結構たくさんの友達が携帯を持ってるね。」「ゲームは,ほとんど全員やっとるよ。」という声が上がった。『LINE』を使ったり,メールをしたりしている子は少なかった。
次に,「メールの返信」という題材を扱った。メールを使い始めた場面では,「楽しい。」という気持ちを述べていたが,友達とのトラブルの場面では,「なんで私だけががまんしなくちゃいけないの?」「でも,勉強もちゃんとしないと。」という矛盾が出てきた。最後の,どういった使い方をすればよかったのか,という問いかけには,「お互いにきまりを決めて使えば良かった。」と気づくことができ,さらに,自分が使う時に気を付けることについても考えることができた。